2024年9月9日
多様な人材を採用し、多様な働き方を制度化していくことは、少子高齢化により労働力人口の減少が進む今後は必要となってくるでしょう。
けれど、働き方の多様性が進む一方で混乱している職場も多々見受けられます。
同じ職場でも、パートや派遣社員、時短正社員にフルタイム正社員、在宅勤務など様々な働き方がありますが、「パートはいつも早く帰れて楽だ」とか、「社員だけ優遇されていてずるい」とか、対立してしまっている話をよく聞きます。
そういった会社では、実はお互いがどんな仕事をしているのか、どういった家庭事情なのかよく分かっていないことがあげられます。
それぞれがそれぞれの役割を担い全うすることで会社は成り立っています。
定期的にミーティングなどで話し合う機会を設けて、お互いがどんな仕事をしているのか、また家庭の事情はどうなのかなどを共有することで、歪み合う気持ちは減り、協力し合う職場がうまれやすくなります。
私はスタッフと週に2~3度、朝礼を行なっており、その中で毎回テーマを決めて感想をシェアしています。そのおかげでスタッフ個々の家庭事情や考え、趣味、性格がよく分かり、配慮してあげるべき部分なども分かりました。また、コミュニケーションが豊富になり、その結果、一気に距離が縮まり仕事がとてもしやすくなりました。
働き方の多様性を進めていくうえで重要なことは、違いを受け入れること。
そのためにはまず相手の事情や背景を知ることが必要になってきます。
積極的に対話の機会を設け、相互理解に努め、互いを尊重する職場にしていきたいですね。
今週もまだまだ暑い日が続きそうですが、体調に気をつけて頑張りましょう!!