素晴らしい職場風土の作り方を学ばせていただきました!

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2024年5月23日

地域情報誌「ぱど」の作成・発行などをはじめ幅広く事業展開されている、ニワダニネットワークシステム株式会社さんに企業訪問させていただきました✨

この会社では、朝礼委員会、ピカ委員会、コミュニケーション委員会の3つの委員会があり、活動が盛んに行われています。委員会は各部署から従業員が横断的に参加し、一年間の持ち回りで運営されています。
入社一年目の従業員でも委員長になることができ、運営を学ぶことができます。

訪問日は、月に一度の定例社内報告会があり、委員会からもそれぞれの報告がありました。

⭐️朝礼委員会では、毎朝の朝礼の取り仕切り、朝礼内容の企画などを行っていて、飽きないよう定期的に発表内容や共有内容を変えていたり、身体のストレッチを取り入れたりと、工夫されています。
訪問日の共有内容のテーマは、「その日の朝礼当番の良いところを皆で発表する」というものでした。発表することで、当番の方の新たな長所の発見とやる気UP、より良い人間関係の構築が期待できますね。
朝礼委員長である売上NO.1の営業職の方の、
「営業は朝の出来事でその日のテンションが左右される。朝礼で気分を上げることはとても大事。」との言葉が印象的でした。

⭐️ピカ委員会では、整理整頓清掃などの、いわゆる美化活動をされています。
PCサーバー内の整理整頓も呼びかけ、前月からの削減率も発表されています。
従業員の机やロッカーなどもチェックし、乱れがひどい場合は、赤札を置いていかれ、後日再チェックされます。
また、委員会による車両のチェックにより、車による事故は削減されたそうです。

⭐️コミュニケーション委員会では、社内懇親会の企画や、誕生月の方へのお祝いなどを行われています。
私が一番感動したのは、「サンクスカード」の紹介と表彰です。
10年以上も前から、従業員同士で感謝の気持ちを手紙に書き、渡す活動が行われていて、
毎月の報告会では、多く受け取った方、多く渡した方のそれぞれをランキング発表し、表彰されています。

自分が誰かに貢献できていることが実感でき、自分の役割が認識できる素晴らしい制度だと思います☺️✨

また、このサンクスカードのおかげで、数字では測れない部分での従業員の会社への貢献度が分かり、評価に繋げることができていると、木村雅社長は仰っています✨

部署間が敵対し合い、業務に悪影響を及ぼしている会社も少なくない中で、委員会での横断的な繋がりは、部署間コミュニケーションを活性化し、労働能率の増進の効果も多いに期待できます✨✨

また、委員会活動以外にも、
従業員の誕生日には、社長が1on1面談を行い、人生の幸せ曲線を描いてもらうことで、従業員がどんな人生を歩んできたのか、家族との関係性はどうなのか、その方の背景を深く知ることで繋がりを深め、家族のような何でも話し合える関係性を築かれています✨

また、親孝行休暇の制度を設け、休日含め5日間の連続休暇を与え、遠方の両親にも会いに行けるようにされています。その休暇の過ごし方を皆に報告してもらうことで、従業員間での家族関係や家庭事情などの理解に繋がり、助け合い、協力し合う風土が生まれています✨

以前は家庭の事情による急な退職が多かったそうですが、この制度を含む様々な取り組みをされてから、急な退職はなくなったそうです。

家庭の悩みを会社で相談でき、助け合える関係は、従業員定着率の向上にも繋がりますね✨

10年以上かけての職場風土作りは大変だったそうですが、「継続してやっていくことが大事」との木村社長のお言葉が胸に染み入りました。

とても学び多きご訪問となりました😊✨

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