従業員とのコミュニケーションは必要か?

ブログ

2023年10月14日

事業の大きな目的は、売上を上げ、会社を発展させることだと思いますが、そのために一番重要となってくるもの、それは人、すなわち従業員です。
従業員と良好なコミュニケーションをとることは、ハラスメントやメンタル不調の予防対策になるだけでなく、社内エンゲージメントの向上や安全心理性の構築などに効果があり、労働生産性の向上に繋がるといわれています。

 では、なぜコミュニケーションをとることが重要なのでしょうか?
人は社会的な生物であり、一人でできることは少なく、常に他者と情報伝達し、協力し合いながら成長しています。また、コミュニケーションを通して、私たちはお互いの価値観や考えを知り、信頼関係を築いていくことができます。
さらには、「マズローの欲求5段階説」によると、人の5大欲求のうちの2つは、社会的欲求(集団に属すること、他者に受け入れられること)と承認欲求(他者に認められること、評価されること)であり、他者とのコミュニケーションにより、人が満足感や充足感を得られることが分かります。
良好な人間関係を築く上で、また、仕事の生産性を高める上でも、コミュニケーションは重要なツールとなります。

 とはいえ、忙しく、ゆっくり話せる時間がない方も多いと思います。大事なのは、話の長さではなく、どんな言葉がけをするかです。効果的な言葉がけをしていますか?
また、コミュニケーションでは、話すことよりも聞くことが大切です。ゆっくり話す時間が取れる時には、傾聴の姿勢を意識して、しっかりと相手の話を聞きましょう。

会社が大きくなればなるほど、社長が直接従業員と話す機会は少なくなると思いますが、
会社のトップが、その思いや熱量を、従業員と共有することは、会社を発展させるうえで大きな効果があります。
他社の社長達がどのように従業員とコミュニケーションをとっているかご紹介します。

【小~中規模の会社】
〇給与支給日に面談をする
〇給与明細に手紙をいれる
〇従業員の誕生日に手紙を送る
〇数か月に一度、1on1で食事をする
〇数か月に一度、社員全員で食事会を催す

【中~大規模の会社】
〇新入社員の入社時に食事会を催す
〇毎月、各部署から1名ずつ参加の食事会を催す
〇毎月、誕生日月の従業員と食事会を催す
〇目標達成者、成績優秀者と食事会を催す
〇社内運動会、季節ごとのイベント、ゴルフコンペ、社員旅行などで交流を図る
〇1年に1回、面談を行う(従業員数により、1on1~1on10など)

会社の規模により、できることは変わってくると思いますが、重要なのはできることを精一杯することだと思います。その想いや姿勢は必ず従業員に伝わります。

 けれども、表面上では上手くコミュニケーションをとれているように見えても、内心では部下が上司を信頼していないケースもあります。
大切なのは、コミュニケーションの量よりも、部下に信頼される上司であること(それは、仕事に対する姿勢や振る舞い、人としての在り方など)ではないでしょうか。
部下は上司をよく見ています。常にその背中を追いかけたいと思う上司であれば、コミュニケーションはなくても、自然と信頼関係が構築されていくのではないかと思います。

 人の悩みのほとんどは人間関係によるものだといわれています。
毎日共に働く相手との人間関係はとても重要であり、良好であれば、共に協力し合い、業務効率の向上や事業の発展に繋がります。
また、社内に信頼し合える仲間が多いほど、社内エンゲージメントの向上、安全心理性の構築に繋がります。
労働生産性の向上への一番の近道は、社内コミュニケーションの活性化なのかもしれません。

次回以降のブログでは、効果的な言葉がけや、傾聴のポイント、良好なコミュニケーンのとり方について、順次お伝えしていきます。

弊所では、コミュニケーションに関するセミナー・研修をたくさん用意しております。
〇上手な伝え方・叱り方
〇アサーティブ・コミュニケーション
〇アンガーマネジメント
〇アクティブ・リスニング
〇ハラスメント対策
〇メンタルヘルス予防 など、
ご希望により組み合わせも可能です。お気軽にお問合わせください。

 写真は、先日お参りした伊勢神宮の橋の上から撮ったものです。雨女の私は、何かのイベントの時にはたいてい降られるのですが、雨の神社はとても神聖な感じがしてなかなか良いものです。帰宅してからパワーがみなぎり、元気に活動できているのは、プラシーボ効果でしょうか…?来月のゴルフコンペはさすがに晴れることを祈りますが…。

Contact

お問い合わせ