2024年8月11日
毎年8月の最終日曜日(今年は8/25)は、年に1度の社労士試験が行われます。
私は夏が大好きですが、試験勉強の追い込み時期だった2年は、とても苦しく辛い季節でした。
日本には便利な制度がたくさんあるのに、それを知らずに損をしている人が多すぎる。もっとたくさんの人に国の制度を知ってもらい利用してもらいたい。
そんな熱い思いで社労士を目指しましたが、仕事と子育てと試験勉強の並立は、挑戦前の想像よりもずっと辛いものでした。
毎年8月になると当時のことを思い出し、初心に戻って社労士の役割を改めて考えます。
以前は、ただお客様のお役に立ち喜んでもらうことが自分の役割であると思っていました。
今は、たとえお客様の本意でなくても、会社の存続・発展のためには必要なことをはっきり言うことも自分の役割だと思っています。
そのために日々勉強し知識をブラッシュアップすること、現場で実務経験を積むこと、自分も自身の事務所経営で悩むこと、それが社労士である自分の責務だと感じています。
社労士試験の合格率はここ数年は5~7%です。7~8回目の受験で合格する人も少なくありません。とても厳しい試験に、色々なことを犠牲にして今年も挑む仲間達に心からエールを送ります。