2023年12月24日
12月はなぜか労災の申請依頼が増加します。車で追突したり、自転車で転んだり、機械で指を切ったり挟んだり…。
師走で気が急いて注意不足になってしまうのでしょうか。
労災とは、業務中の災害による事故や病気の際に、その治療費や休業保障等が国から給付される制度になります。
業務以外の事故や病気の際には、労災ではなく健康保健からの給付になります。
給付の内容は健康保険よりも労災の方が圧倒的に手厚くなります。
業務中のケガにもかかわらず、誤って健康保険を使用されてしまう方が多いのですが、病院と健康保険協会等との間でその会計処理が完了した後に労災で申請し直す場合、まず健康保険協会等に負担してもらった治療費等を返金し、その後に労災の申請手続き開始になります。煩雑かつ長期間にわたる手続きになってしまうこともあります。
業務中のケガの際には必ず病院の窓口でその旨を伝え、健康保険は使用しないよう従業員さんに周知徹底していただくと、会社担当者の事務処理もスムーズに進むでしょう。
年末に向けて慌しい日々が続きますが、こんな時ほど注意深く行動したいですね。
労災申請に賞与計算に年末調整と、通常業務に加えて12月特有の業務が重なる、社労士にとって若干過酷な12月も山場を越え、久々の休日は次女と二人横浜で過ごしました♪クリスマス仕様に彩られた横浜に大はしゃぎしたのは次女よりも私の方でしたが、推しのアイドルのライブに行ってご機嫌の次女の顔を見て、さらに幸せを感じた週末でした。
今年も残り僅かとなりましたが、最後まで気を抜かずに頑張りたいと思います。