合唱が教えてくれたこと

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2023年10月9日

こんばんは。
写真は、先日私が参加した、所属している経営者団体の合唱団のコンサートの模様です🎵
5ヶ月前に誘われるままに入団し、何度か式典などで歌わせていただきましたが、大きなホールでの単独コンサートは今回が初めてで、緊張と不安とワクワクでいっぱいでした。

これまでは仕事と子育てと勉強が中心の生活でしたが、この春2人の子供が大学生と中学生になり、少し子育てが落ち着き、何か趣味を持ちたいと思っていたところ、有り難く誘っていただき始めてみたら、とても楽しく、ハマってしまいました。
音楽はもともと好きでしたが、合唱は学生の時の授業以来です。小学校中学校と合唱部だった長女にアドバイスしてもらいながら、一生懸命練習し、当日は14曲歌わせていただきました。
個人的には反省点がたくさんありますが、「とても良かった」、「感動した」、「涙が出た」、「観に来て良かった」などお褒めのお言葉をたくさんいただき、とても嬉しかったです。
そして、年齢や職種、立場も違う仲間達と心を合わせて曲を歌い上げる、その作業の素晴らしさを改めて実感しました。また、共に歌った仲間との絆は、より一層深まった気がします。

合唱のよさは、それぞれ違うパートの歌声が組み合わさって、美しいハーモニーを奏でること。
ピタリとハマれば、とてもとても美しい音色が響きます。独唱と違い、周りの歌声をよく聞いて合わせることが必要です。
私の担当のアルトパートは、合唱の中では『支え』、いわゆるハモリのパートで、決して目立ちませんが、実はとても技術が必要な職人さんの役割なんです。
声質が高い私は、ソプラノの方が歌いやすいのですが、人員不足のアルトに配属され、とても苦労しながら練習を重ねました。主旋律のソプラノに惑わされずに、難しいアルトの音程を保つことは、相当な練習が必要になります。
今それに時間と労力を使っている場合かと悩みましたが、一度やると決めたことは最後までやり遂げる、その姿を子供に見せる、という私のポリシーは変えずに挑戦することを選びました。
技術屋のアルトパートは、会社でいえば、『営業を支える事務』や、『社長を支える秘書』になるかと思います。合唱も会社と同様、それぞれの役割と力によって成りたっていて、どれ一つ欠けることなく、皆で協力し合うことで、より良いモノを作ることができるのだと思います。
合唱の練習を通して、改めて組織の在り方を考えた日々でした。
アルトへの配属は、思いがけない学びを与えてくれました。

日毎に秋が深まりますね。
それぞれの秋を楽しみましょう。

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